アクションゲームの金字塔『Prototype(プロトタイプ)』のPC版に、昨年突如として謎のSteam更新があり、長年沈黙していたシリーズにリマスターやリメイクの憶測が広まっています。この更新により既存のMODが利用不能になったこと、ゲームデータの解析から新たな開発スタジオの関与が示唆されたこと、さらには公式ドメインの延長まで判明し、ファンの期待は最高潮に。しかし、これらの動きはまだ公式発表には至っておらず、著名な業界関係者からは否定的な見解も出ており、情報の真偽が注目されます。
『Prototype』に突如訪れた変化の兆し
長らく更新が途絶えていたアクションゲームの古典『Prototype』のPC版が、昨年終わりにSteamプラットフォームで予期せぬ更新を受けました。この異例のアップデートは、現代のシステムに対応させるために利用されてきた多くのMODを無効化してしまう結果に。通常では考えられない現象に、コミュニティは騒然。「これはゲームの根幹コードに深い変更が加えられている証拠ではないか」と、リマスターやリメイクへの期待が急速に高まりました。
データ解析が示唆する「次世代版」の可能性
この謎の更新後、プレイヤーによるデータ解析が進められました。その結果、ゲームのエンドクレジットリストに「Ubisoft Connect版」(現時点では未発表)に関連する記述が発見され、さらに複数の開発会社の署名が追加されていることが判明しました。これらの会社には、移植やリマスターの実績が豊富なIron Galaxy Studios、そして技術サポートで知られるBeenoxやDemonwareの名前が含まれていました。さらに驚くべきことに、ゲームコード内からは内部テスト用のマップや未実装のアセットの痕跡まで見つかっており、PS5などの現行機向けのリメイク版やリマスター版が水面下で計画されているのではないかとの憶測が飛び交っています。
広がる憶測、しかし公式は沈黙
今年2月には、新たに設立された独立系スタジオ「New Radical Games」の公式サイトに、旧開発元であるRadical Entertainmentのクラシックゲームのプロモーション画像が複数掲載され、その中に『Prototype』も含まれていました。New Radical GamesはActivision傘下のスタジオではなく、オリジナル開発者の創設者や元従業員で構成された「精神的な続編」を目指すチームであるとされていますが、この動きもリマスター版存在のさらなる証拠として一部プレイヤーに受け止められました。
さらに今年4月には、『Prototype』の公式ゲームドメインが2027年まで延長されていたことが判明。Steamの更新、コード内の痕跡、関連スタジオの動き、そしてドメインの延長と、これまでの沈黙を破るかのように次々と出てくる情報に、多くの古参ファンが胸を躍らせています。
未来は不透明?業界関係者からの「冷や水」
しかし、これら一連の動きは、今のところどれも公式には確認されていません。そして、著名なゲーム業界の情報通であるジェズ・コーデン氏(Jez Corden)は、公式な情報として「現時点で『Prototype』に関連するゲームプロジェクトは一切開発されていない」と明言し、ファンが抱く期待に冷や水を浴びせています。
これまでの様々な兆候は確かに期待感を煽るものですが、具体的な公式発表がない限り、その真偽は不明です。ファンとしては、Activisionからの正式なアナウンスを辛抱強く待つしかありません。
まとめ
長年愛されてきた『Prototype』のリマスターやリメイクを巡る一連の憶測は、多くのファンを熱狂させました。Steamの不審な更新、データマイニングで見つかった痕跡、ドメインの延長など、ポジティブな兆候は確かに存在します。しかし、現時点での公式発表の欠如と、有力な情報筋からの否定的な意見は、その未来がまだ不透明であることを示しています。もし本当にリマスターが実現すれば、日本のゲーマーも再びあの破壊的なアクションを最新のグラフィックで楽しめることになり、往年のファンだけでなく新たなプレイヤー層の獲得にもつながるでしょう。Activision Blizzardの今後の動向に注目が集まります。
元記事: gamersky
Photo by Atahan Demir on Pexels












