マカオで開催された「BEYOND Expo 2026」で、中国AI大手・科大訊飛(iFLYTEK)が、次世代AIメガネを正式発表しました。わずか40gという驚異的な軽さ、そして122言語に対応するリアルタイム翻訳機能、さらに独立動作するAIアシスタント「GlassClaw」を搭載し、ウェアラブルデバイスの常識を塗り替える可能性を秘めています。価格は4299元(日本円で約9万円弱、1元21円換算)で、6月15日より予約販売が開始されます。これまでの概念を覆す革新的なインタラクション体験と、その確かな技術力に注目が集まっています。
未来のコミュニケーションを変革する科大訊飛のAIメガネ
マカオのテクノロジー見本市「BEYOND Expo 2026」にて、中国のAI分野を牽引する科大訊飛(iFLYTEK)が、革新的な次世代AIメガネを発表しました。このデバイスは、単なるスマートグラスの枠を超え、私たちのコミュニケーションやビジネスのあり方を根本から変える可能性を秘めています。特に注目すべきは、その超軽量設計、卓越した翻訳能力、そして強力なAIアシスタント機能です。
驚異の40g設計と多機能AIアシスタント「GlassClaw」
このAIメガネは、ディスプレイの高精細度(1080P)を保ちながらも、本体重量をわずか40g未満に抑えることに成功しました。長時間装着しても負担になりにくい設計は、日常使いを強く意識していることが伺えます。
デバイスの中核をなすのは、独立動作するAIアシスタント「GlassClaw」です。このアシスタントは、端末単体での高度な演算能力を持ち、会議の議事録生成、多モードでの記録、生活サービスの呼び出しなど、多岐にわたる機能をサポートします。特にビジネスシーンでは、スマートフォンやPCに依存することなく、音声指示だけでスケジュール管理やファイル処理といった一連の作業を完結できるため、生産性の大幅な向上が期待されます。また、内蔵された高性能AIチップによりオフラインでの演算も可能で、データセキュリティを確保しつつ、0.3秒以下という驚異的な応答速度を実現しています。
言語の壁をなくすプロフェッショナル翻訳機能
最大の特長の一つが、122言語に対応するリアルタイム相互翻訳システムです。一般的な会話、対面でのコミュニケーション、さらには視覚を通じた翻訳(例えば、看板やメニューをカメラで読み取り翻訳する)といった、幅広いシーンをカバーします。科大訊飛独自の多モードアルゴリズム最適化により、空港や展示会のような騒がしい環境下でも、クリアで正確な翻訳結果を提供します。
さらに、独自の「デュアルノイズ低減システム」は、マルチマイクアレイと唇認識技術を組み合わせることで、話し手の声と周囲のノイズをインテリジェントに分離します。これにより、従来のデバイスと比較して音声認識精度が40%も向上しており、まさにプロフェッショナルレベルのコミュニケーションツールと言えるでしょう。
充電面でも工夫が見られ、磁気吸引による急速充電、ワイヤレス充電、モバイルバッテリーからの直接充電という3種類の充電方式に対応。出張やアウトドアなど、多様な利用シーンでの継続的な使用をサポートします。
まとめ:ウェアラブルデバイスの新時代を切り拓くか
科大訊飛のAIメガネは、軽量化されたデザイン、プロフェッショナルな翻訳機能、そして独立したAI計算能力を兼ね備えた、まさに「全シーン対応」のスマートウェアラブルデバイスの可能性を示しています。すべての技術モジュールは科大訊飛の国家重点実験室による最新の研究成果に基づいており、全スタックでの自主制御を実現している点も特筆すべきでしょう。
音声、視覚、触覚といった多モードインタラクションを統合することで、人間とAIの協業、そして異なる言語を話す人々とのコミュニケーションを大きく進化させる可能性を秘めています。この製品が、消費家電市場において新たな成長軌道を描くことができるか、今後の展開に注目が集まります。日本市場への展開も期待される中、私たちの生活やビジネスがどのように変化していくのか、非常に楽しみです。
元記事: pcd
Photo by Philip Justin Mamelic on Pexels












