カプコンのUS部門が、待望のSFアドベンチャー大作『Pragmata』(プラグマタ)のグローバル初公開を記念し、先日注目を集める合同ライブ配信を実施しました。この配信ではゲームの最新実機映像が公開され、多くのゲーマーが期待を寄せましたが、共演者の人選を巡って思わぬ大炎上へと発展。現在もSNS上で激しい議論が繰り広げられています。
炎上の発端:『Pragmata』公式配信の波紋
今回の合同ライブ配信の協力者として起用されたのは、著名なコンテンツクリエイターであるTheSphereHunter(本名スージー・ルー)氏でした。彼女は近年、コンテンツの方向性を転換し成功を収めていますが、過去に大人向けの動画制作に関わっていた経緯が一部のプレイヤーによって掘り起こされ、今回の騒動の核となりました。
議論の焦点は、『Pragmata』というゲームの性質にあります。『Pragmata』は、子供のキャラクター「ダイアナ」が物語の中心となるSFアドベンチャー作品です。そのため、多くのネットユーザーは、カプコンUS部門がTheSphereHunter氏を起用したことが、ゲームのコンセプトと極めて不適切であると指摘。「なぜこのゲームで彼女を?」といった批判が殺到し、カプコンUS部門の決定に対し、コメント欄には多くの動揺と反発の声が上がりました。
カプコンの過去と「ポリコレ」批判
今回の件が特に物議を醸しているのは、カプコンが過去に大人向けコンテンツを制作するクリエイターに対して厳しく対応し、また、性的な表現を含む各種MODや関連動画を継続的に削除してきた背景があるからです。それにもかかわらず、今回、公式の場で同様の経歴を持つクリエイターと協業したことは、多くのプレイヤーから「二枚舌だ」「偽善的だ」と批判されています。
一部のプレイヤーからは、カプコンUS部門が「政治的公正さ(ポリティカル・コレクトネス)」を強く意識し、いわゆる「覚醒(Woke)」アジェンダを無理に推し進めようとしているのではないか、という指摘も出ています。企業が社会的な多様性や包摂性を重視する姿勢は評価されるべきですが、その手段や選択がゲームのコンテンツと矛盾すると認識された場合、このような反発を招く可能性があります。
まとめと今後の展望
本記事執筆時点において、カプコンからの公式な声明は発表されていません。この件に関する議論は、X(旧Twitter)をはじめとする様々なソーシャルメディアプラットフォーム上で拡大し続けています。
ゲームコミュニティにおける企業の広報戦略やパートナーシップの選定は、時に思わぬ形でブランドイメージに影響を与えることを改めて示唆しています。特に、テーマ性やターゲット層が明確な作品においては、より慎重な配慮が求められるでしょう。今後、カプコンがこの状況に対しどのような対応を取るのか、その動向が注目されます。
元記事: gamersky
Photo by Luis Becerra Fotógrafo on Pexels












