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2025年9月、世界モバイルゲーム市場動向:テンセント躍進、原神・鳴潮が収益爆増!

Mobile game Genshin Impact - 2025年9月、世界モバイルゲーム市場動向:テンセント躍進、原神・鳴潮が収益爆増!

2025年9月における世界のモバイルゲーム市場の動向が、データ分析企業である点点データの予測に基づき明らかになりました。今月のトップ50タイトル全体の収益は前月比でわずかに減少したものの、テンセントの複数タイトルが記録を更新し、「原神」や「鳴潮」といった人気ゲームが大幅な収益増を達成するなど、市場は活況を呈しています。本記事では、主要企業の勢力図の変化や、日本発の人気タイトルが市場でどのような動きを見せたのかを深掘りし、各社の戦略と変動する市場の姿を分析します。

2025年9月、世界のモバイルゲーム市場概況

市場全体の収益と変動

2025年9月の全世界モバイルゲーム収益TOP50ランキング(iOSとGoogle Playの合計)によると、トップ50タイトルの総収益は約156.27億人民元でした。これは8月と比較して約4%の減少を示しています。しかし、この減少は市場全体の低迷を意味するものではありません。トップ50製品のうち、26製品が8月より収益を落とした一方で、24製品が収益を伸ばしており、市場内での明暗が分かれていることが見て取れます。

主要パブリッシャーの存在感

企業別のランクイン状況を見ると、テンセントが圧倒的な存在感を示しています。今期は「NARUTO-ナルト-」モバイルゲーム版が新たに加わり、計12製品がランキング入りを果たしました。また、Playrixが3製品、miHoYo、世紀華通(Shiji Huatong)、Dream Games、そしてFlorere Gameがそれぞれ2製品をトップ50に送り込んでいます。多様なパブリッシャーが競争を繰り広げる中で、特にテンセントのタイトル群が市場を牽引している状況が浮き彫りになりました。

躍進するテンセントと注目の成長タイトル

テンセントの二枚看板が記録更新

テンセントの主要タイトルでは、「和平精英(Game for Peace)」が9月20日にSS35シーズンを開始。新シーズン開始からわずか3日で、中国国内における1日の推定収益が今年最高となる約3,431万人民元を記録し、月間収益ランキングで再びトップ2に返り咲きました。さらに、「三角洲行动(Delta Force: Hawk Ops)」は9月に10位も順位を上げ、TOP10入りを果たしています。9月17日の新シーズン「烈火冲天」のアップデート後、iOSセールスランキングで初の首位を獲得。9月20日には、全世界でのiOS+Google Playの1日推定収益が3,400万人民元を超え、リリース以来の最高値を更新しました。同作は9月に開催された1周年オフラインイベントで、中国国内のデイリーアクティブユーザー数が3,000万人に達したことも発表されています。

日本発・人気ゲームの明暗

日本発の人気タイトルでは、Nianticの「Pokémon GO」とAniplexの「Fate/Grand Order(FGO)」が8月と比較して9月の推定収益が30%以上減少するという結果になりました。これにより、両タイトルは今期ランキングでTOP10圏外となっています。一方で、Supercellの「クラッシュ・ロワイヤル」は9月初旬に75シーズンを開始し、9月2日には全世界でのiOS+Google Playの1日推定収益が2,500万人民元を超え、今年のデイリー最高値を記録しTOP10入りを果たしました。

驚異的な成長を遂げたゲームたち

9月に特に目覚ましい成長を見せたタイトルとして、スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエストウォーク」が挙げられます。6周年記念イベントの効果で、月間推定収益が約2倍に増加し、TOP50に飛び込み、成長率で今期トップとなりました。また、miHoYoの「原神」は9月の「空月歌・月の一」バージョン更新後、iOSセールスランキングでトップ2入りを果たし、全世界推定収益は前月比約70%増を達成。Kuro Gameの「鳴潮(Wuthering Waves)」も、9月17日の2.6バージョン後半アップデートで新キャラクター「ユノ」を実装し、月間推定収益が50%以上増加しました。Cygamesの「ウマ娘 プリティーダービー」も8月末の4.5周年記念イベントに続き、9月初旬の推定収益が好調を維持し、月間推定収益が約40%増となっています。さらに、「NARUTO-ナルト-」モバイルゲーム版は9月5日の「波風水門(九喇嘛連携)」の上級募集開始により、推定収益が33%以上増加し、今年の月間最高を記録しました。その他、「夢幻西遊(Fantasy Westward Journey)」、「モンスターストライク」、「Last Z」なども20%以上の成長を見せています。

まとめ:今後の展望と日本市場への示唆

2025年9月の世界モバイルゲーム市場は、全体収益こそ微減したものの、新作や大型アップデート、記念イベントを投入したタイトルが収益を大きく伸ばすという、ダイナミックな動きを見せました。特にテンセントの強力なタイトル群が市場を牽引し、miHoYoの「原神」やKuro Gameの「鳴潮」といった中国発のゲームが世界的な影響力をさらに強めていることが明確です。一方で、「ドラゴンクエストウォーク」や「ウマ娘 プリティーダービー」といった日本発の人気タイトルも、的確なイベント戦略で大きな成長を遂げています。これは、持続的なコンテンツ更新とコミュニティ運営が、長期的な成功に不可欠であることを示唆しています。

今後、世界のモバイルゲーム市場では、常に新しい体験と質の高いコンテンツを提供し続けることが、競争を勝ち抜く鍵となるでしょう。日本のゲーム開発者やパブリッシャーにとっても、このような世界市場の動向を注視し、中国をはじめとする海外の有力企業の戦略から学びを得ながら、独自の強みを活かした戦略を練ることが一層重要になると考えられます。

元記事: news

Photo by Tima Miroshnichenko on Pexels

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