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「楽天AI 3.0」わずか12時間で”パクリ疑惑”浮上!中国DeepSeek V3を”丸コピ”し大炎上

AI plagiarism - 「楽天AI 3.0」わずか12時間で”パクリ疑惑”浮上!中国DeepSeek V3を”丸コピ”し大炎上

楽天グループが「日本国内最大規模」を謳い華々しく発表した高性能AIモデル「Rakuten AI 3.0」が、わずか12時間足らずで技術コミュニティからの厳しい批判に晒されています。その核心部分のアーキテクチャが、中国のオープンソースAIモデル「DeepSeek V3」を完全にコピーしたものだと暴露されたのです。初期の発表では原著作者への言及が一切なく、まるで自社開発であるかのように宣伝されたことが、日本国内外で大きな論争を巻き起こしています。

楽天AI 3.0、誇大広告の末に「丸コピ」が露見

今月17日、楽天グループは「日本国内最大規模」と銘打ち、満を持して高性能AIモデル「Rakuten AI 3.0」を発表しました。しかし、その華々しいデビューは長くは続きませんでした。発表から12時間も経たないうちに、技術コミュニティの鋭い指摘により、その実態が白日の下に晒されたのです。

詳細な調査の結果、楽天AI 3.0のコアとなるアーキテクチャは、中国のAI企業であるDeepSeekが開発したオープンソースモデル「DeepSeek V3」を完全に模倣していることが判明しました。Hugging Faceのオープンソースプラットフォームにアップロードされたモデルファイル内のconfig.jsonを調べると、「architectures」フィールドには「DeepseekV3ForCausalLM」、「model_type」フィールドにも「deepseek_v3」と明記されており、これは動かぬ証拠となりました。

DeepSeek V3との驚くべき一致点

単なる一部の流用にとどまらず、モデルの総パラメータ数671B、アクティベーションパラメータ数37Bといった中核的な指標までがDeepSeek V3のオリジナル版と完全に一致しています。これは、技術的には「スキンチェンジ(皮だけ変えた)微調整」であり、コアな部分での独自の変更はほとんど行われていないことを意味します。

法的な側面では、DeepSeek V3は商用利用を許可するApache 2.0オープンソースライセンスを採用しているため、楽天グループのこの行為自体はライセンス違反にはなりません。しかし、問題はその透明性と倫理観にありました。

コミュニティの怒りとオープンソース精神への背信

技術コミュニティの怒りは収まりませんでした。楽天グループは宣伝時に「オープンソースコミュニティの最も優れた成果を十分に活用」と軽く触れるのみで、DeepSeekへの具体的な言及を避け、あたかも自社が独自に研究開発したかのような印象を与えていたからです。これは明らかに世間を誤解させる意図があったと指摘されています。

さらに事態を悪化させたのは、当初、DeepSeekのライセンスファイルが削除されていたという事実です。これはインターネット上で暴露された後、慌てて「NOTICE」ファイルとして再アップロードされました。この行為は、オープンソースの最も基本的な精神に背くものであり、日本のネットユーザーからは「見苦しい」との激しい非難が浴びせられました。

政府補助金の使途への疑問、そして広がる類似事例

この一件は、日本政府の補助金を使って中国製モデルの微調整版を作ったことへの批判も招いています。「DeepSeekを使うのは良いとしても、なぜわざわざ隠そうとするのか」といった直言も多数見受けられました。

驚くべきことに、日経新聞の以前の報道によれば、日本の主要なAIモデル上位10件のうち、少なくとも6件がDeepSeekまたはQwen(アリババのオープンソースモデル)に基づいた二次開発であることが示されています。今回の楽天AI 3.0の事例は、日本のAI開発における「オリジナリティ」の課題を浮き彫りにする象徴的な出来事と言えるでしょう。

まとめ:問われる日本のAI戦略と透明性

楽天AI 3.0を巡る今回の騒動は、単なる一企業の不祥事にとどまらず、日本のAI開発戦略全体、特にオープンソースモデルとの向き合い方における透明性と倫理的な責任が問われる深刻な問題です。オープンソースの活用は当然のことながら重要ですが、その利用方法や功績の帰属については、厳格な姿勢が求められます。今後、日本企業がAI分野で国際的な信頼を築き、真のイノベーションを推進していくためには、今回の教訓を深く受け止め、より誠実な情報開示とオープンソース精神への尊重が不可欠となるでしょう。

元記事: gamersky

Photo by Matheus Bertelli on Pexels

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