中国のテクノロジー業界で注目を集めるXiaomi(シャオミ)の元幹部、王騰(ワン・トン)氏が、自身のソーシャルメディアで大胆な告白をしました。なんと、Xiaomi株への投資で一時的に約27%もの含み損を抱えていながらも、「まったく動じていない、むしろ買い増した」と発言。この驚くべき行動の裏には、どのような心境と投資哲学があるのでしょうか。中国テック企業の株価変動と、その中で見せる経営陣や元幹部の揺るぎない自信に迫ります。
快科技(mydrivers.com)が6月29日に報じたところによると、Xiaomiの元上級幹部である王騰氏が最近、自身のソーシャルメディアプラットフォームで注目すべき発言をしました。彼は、Xiaomi株を2ヶ月間保有した結果、約27%の含み損を抱えていることを公表。しかし、本人は非常に落ち着いており、現在の含み損に淡々と向き合っていると語っています。
Xiaomi元幹部、27%含み損を淡々と公開
この話題が持ち上がったきっかけは、あるネットユーザーが微博(Weibo)上でXiaomiグループのリアルタイム株価スクリーンショットを投稿し、王騰氏を名指し(@メンション)して、「こんな状況でもう損切りして逃げたのでは?」と挑発的に質問したことでした。
挑発に乗って大胆告白「逃げずに買い増し」
この挑発的な質問に対し、王騰氏は直接的かつ堂々と回答しました。「逃げるどころか、むしろ一部を買い増して平均取得単価を下げた」と明かしたのです。彼は、かつてXiaomi株が30香港ドルから8香港ドルまで急落した「暗黒時代」を経験しているため、現在の株価変動は取るに足らないことだと語っています。彼の心境は非常に安定しており、短期的な株価の変動に左右されることなく、新たな仕事に集中できると述べています。
実際、今年4月には、王騰氏が自身の証券取引記録をソーシャルメディアに投稿していました。それによると、彼は4月24日に1株31.17香港ドルでXiaomi株を大量購入していたことが明確に示されています。当時、多くのネットユーザーは、これを「旧経営陣が創業者の信頼に実質的な一票を投じた」と揶揄していました。
しかし、その購入完了後、Xiaomiの株価は下落の一途をたどります。王騰氏がネットユーザーの質問に公開で回答した6月27日時点でのXiaomiグループの株価は21.42香港ドルでした。計算すると、この保有株式の含み損は約26.62%に達しており、約27%というかなりの規模の含み損となっていることがわかります。
Xiaomi経営陣も自社株買いで「過小評価」に反論
王騰氏のような元従業員だけでなく、Xiaomiの経営陣も現在の株価が著しく過小評価されていると考えています。今年に入ってから、Xiaomiは複数回にわたり自社株買いを実施しており、多額の資金を投入して自社株を買い戻しています。この継続的な資金投入は、経営陣が将来の長期的な企業価値を高く評価していることの何よりの証拠と言えるでしょう。
まとめ
Xiaomiの元幹部である王騰氏の大胆な告白は、単なる個人投資家の話に留まらず、中国テック企業の株価評価と市場心理の複雑さを浮き彫りにしています。約27%もの含み損を抱えながらも淡々と買い増し、その背景には過去の経験に裏打ちされた強い信念と、短期的な変動に左右されないプロフェッショナルな姿勢が見て取れます。Xiaomi経営陣も同様に自社株買いを続けており、市場による「過小評価」に対して揺るぎない自信を示しています。日本市場においても、中国テック企業の動向は常に注目されていますが、こうした内部からの声は、単なる株価の数字だけでは見えない企業の本質的な価値や、将来への期待を読み解く上で貴重なヒントとなるでしょう。
元記事: mydrivers
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