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張雪氏が激白!ファーウェイとの提携拒否、真意は?SNS工作アカウントにも警鐘

Huawei logo Social media manipulation - 張雪氏が激白!ファーウェイとの提携拒否、真意は?SNS工作アカウントにも警鐘

中国のモビリティ関連起業家で元カーレーサーの張雪(ジャン・シュエ)氏が、最近SNSで話題になっているファーウェイ(華為技術)や同社消費者事業グループCEOの余承東(ユー・チェンドン)氏との関連を巡る論争に対し、動画で公に反論しました。「ファーウェイに媚びを売っている」「トラフィック稼ぎのため」といった見方を明確に否定し、過去にファーウェイとの提携を断った経緯や、ネット上の「工作アカウント」による悪質な扇動行為について警鐘を鳴らしています。彼の言葉は、中国テック業界の裏側やSNS文化の課題を浮き彫りにするもので、日本からも注目される内容です。

「大腿抱き」説を否定!ファーウェイとの提携拒否の真相

張雪氏は、一部ネットユーザーからの「意図的にファーウェイに媚びを売っている」「話題作りのために動いている」といった批判に対し、断固として否定しました。彼自身はSNSインフルエンサーではなく、トラフィックに依存して生きているわけではないと強調。彼が発言したのは、一部のネットユーザーが余承東氏に対し、「偉そうだ」「態度が大きい」といった悪意ある解釈や恣意的な批判を繰り返していたことに対して、見過ごせなかったためだと言います。

余承東氏擁護の背景:発表会前の「水渡し」騒動

具体的には、以前、余承東氏が発表会に登壇する前にアシスタントから水を受け取った際、この行為が一部のネットユーザーによって「横柄だ」と非難されました。張雪氏はこの時、余承東氏は発表会直前で集中力を高めていただけであり、それは人間が高度な集中状態にある時の自然な振る舞いであると擁護しました。自身のレース経験から、スタート前の集中状態と似ていると例を挙げ、悪意ある切り取りや誤解を正したいとの思いがあったのです。

ファーウェイとの提携を断った理由とは?

さらに張雪氏は、かつてファーウェイとHonor(オナー)の両ブランドから提携の打診があったことを明かしました。しかし、彼はファーウェイとの連携プロセスが「非効率的」であったため、これを直接断ったと告白しています。彼はブランドの知名度で提携先を選ぶのではなく、より迅速かつ効率的に協力できる相手を好むと強調。最近では、総額数千万元(日本円で数億円相当)に上る事業提携も断り、自身のレーシングチームのスポンサー関連プロジェクトのみを残したと述べ、金銭目的ではないことを示しました。

ネット上の「工作アカウント」に警鐘

張雪氏は、ネット上で見られる「工具号(ツールアカウント)」と呼ばれる現象に対しても強い懸念を表明しました。これらのアカウントは、普段はコンテンツをほとんど投稿しないにもかかわらず、特定の時期になると集中して議論を呼ぶようなコメントを投稿し、あたかもブランドのファンを装って対立を煽る傾向があると言います。さらには、中国ブランド全体のイメージダウンを狙う悪質な動機が背後にある可能性も指摘しました。

自身の「人設(キャラクター設定)」批判に対しては、数十年間一貫して言動にブレがなく、意識的にイメージを作り上げる必要はないと反論。動画の中で彼は、余承東氏について「非常に男らしい」と率直に評価し、自身の一連の発言はあくまで個人の見解であり、他のブランドを中傷する意図は一切ないと改めて強調しました。

まとめ

張雪氏の今回の発言は、中国のテック業界における激しい競争の裏側や、SNSが持つ光と影を映し出しています。特に、意図的に対立を煽り、特定のブランドや人物を中傷する「工作アカウント」の存在は、日本でもフェイクニュースや誹謗中傷が問題となる中、国境を越えたSNS利用の課題として捉えることができるでしょう。彼の純粋な擁護の姿勢と、公正な視点からの批判は、私たちにインターネット上の情報との向き合い方について改めて考えさせるきっかけを与えてくれます。

元記事: pcd

Photo by Zulfugar Karimov on Pexels

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