中国人俳優のチャン・ルンシュオ(張倫碩)が、55歳になる妻クリスティ・チョン(鍾麗緹)との間に子どもを強く望んでいると発言し、中国のSNSで大きな話題となっています。バラエティ番組内で飛び出したこの発言は、テクノロジーの活用や養子縁組も視野に入れるという内容で、既に3人の娘がいる夫婦がなぜそこまで「自分たちの子ども」を求めるのか、そして高齢出産のリスクと妻クリスティ・チョンが経験してきた不妊治療の苦難にも改めて注目が集まっています。世間を二分するこの話題の背景に迫ります。
55歳妻との子を望む夫、その衝撃発言とは?
先日放送されたバラエティ番組『職場初心者の私たち・金融シーズン』の中で、チャン・ルンシュオは家庭計画について語る際、「55歳の妻クリスティ・チョンとの間に、二人だけの子どもを持ちたい」と明かしました。司会者のチャン・チュエンリン(張泉靈)がクリスティ・チョンの年齢に触れると、彼は「必ずやテクノロジーの準備と介入が必要になるでしょう」と即答。もしテクノロジーを使っても難しい場合は、「養子を迎えるのも問題ない」と付け加えました。
夫婦の絆を深める「接着剤」としての子供
なぜすでに3人の娘がいるにも関わらず、そこまで強く子どもを望むのか問われたチャン・ルンシュオは、「実は、子どもは接着剤のようなもの。二人にとって、子どもは常に何かを一緒に成し遂げるための存在なんです。子どもがいてこそ、家庭はより『家庭』らしく感じられる」と説明しました。この発言中、隣に座っていたクリスティ・チョンは、やや不自然な表情を見せていたと報じられています。
高齢出産への挑戦と妻の苦難
今年の誕生日で55歳を迎えるクリスティ・チョンにとって、生理学的に自然妊娠は極めて困難です。医学データによると、55歳女性の自然妊娠率はほぼゼロに近く、体外受精(IVF)技術を用いたとしても、成功率は5%未満。さらに、妊娠高血圧症や糖尿病といった妊娠合併症のリスクも非常に高まります。
「テクノロジー」への期待と現実
クリスティ・チョン自身も、以前から出産への強い願望を何度も口にしており、チャン・ルンシュオとの結婚9周年記念日には「早く子宝に恵まれるように」と彼を祝福したこともありました。彼女は46歳から体外受精や漢方治療などを試みてきましたが、2019年の体外受精の失敗後には「体が壊れたようだった」と心境を吐露。2025年末には寺院でおみくじを引く姿も目撃されています。
近年、ホルモン剤の副作用で体調を崩し、体を壊すことも度々ありました。お腹に艾灸(もぐさ)のパッチを貼った写真が公開されたこともあります。2026年初頭には、ライブ配信で「お腹がへこんだ」と公表し、体脂肪率が17%まで落ちたことを喜び、「やっと自分の体を大切にできるようになった」と語っていました。しかし今回の番組では、「自然に任せるけれど、その話題(出産)は避けていない」と、依然として出産への思いを完全に諦めていない姿勢を見せました。
夫の経済力と妻の財産への考え
12歳年下のチャン・ルンシュオとクリスティ・チョンは、2015年の番組共演をきっかけに交際を始め、2016年に結婚しました。クリスティ・チョンには前2回の結婚で3人の娘がおり、そのうち2人の幼い娘は継父であるチャンの姓に改姓しています。もしクリスティ・チョンが全財産を娘たちに残した場合、彼が気にするかどうか尋ねられると、チャン・ルンシュオは「気にしない」「私には稼ぐ能力があるから」と答え、娘がかつて「パパ、心配しないで。将来私がパパの面倒を見るから」と慰めてくれたエピソードを明かしました。
チャン・ルンシュオは、自身が山東省臨沂市出身の一般家庭の出身であることも番組で語っています。2004年に南京芸術学院を卒業後、北京でキャリアをスタートさせましたが、当初は経済的に厳しく、平面モデルの仕事で一度に数百元を得て生活を維持していました。クリスティ・チョンとの結婚当初は、世間から「ヒモ男」のレッテルを貼られることもありました。
揺れる世論と家族のあり方
番組放送後、この話題は中国のSNSで熱い議論を呼びました。支持する人々は「実子を望むのは人間の自然な感情だ」と擁護する一方、多くのネットユーザーは、「3人の娘は家族ではないのか?」「テクノロジーの介入は女性の体に多大な負担をかける。彼は自分の願望ばかりで、妻の危険を考慮していない」と疑問を投げかけました。番組内で司会者のチャン・チュエンリンも困惑した表情を見せ、その場の雰囲気は微妙だったと伝えられています。現時点では、この議論に対し、夫妻からの新たなコメントは発表されていません。
まとめ
チャン・ルンシュオとクリスティ・チョン夫妻の家族計画に関する発言は、単なる芸能ゴシップに留まらず、現代社会における家族のあり方、高齢出産に対する個人の選択、そして女性の身体的・精神的負担といった、より深いテーマを浮き彫りにしています。特に「子どもがいてこそ家庭が『家庭らしくなる』」という発言は、中国社会の伝統的な家族観を反映していると同時に、現代の多様な家族形態に対する問いかけとも言えるでしょう。今後の二人の動向、そして中国社会の反応に引き続き注目が集まります。
元記事: gamersky
Photo by Daniel Duarte on Pexels












