ホーム / テクノロジー / AI・アルゴリズム / NVIDIAフアン氏絶賛!MarvellがAIで「次の兆ドル企業」へ

NVIDIAフアン氏絶賛!MarvellがAIで「次の兆ドル企業」へ

AI chip Artificial intelligence brain - NVIDIAフアン氏絶賛!MarvellがAIで「次の兆ドル企業」へ

NVIDIAのCEOジェンスン・フアン氏が、半導体設計大手Marvell(マーベル)を「次の兆ドル企業になる運命にある」と公言し、市場に大きな衝撃を与えました。2026年6月2日、COMPUTEX 2026での対談でフアン氏がMarvellのAIインフラにおける価値を絶賛したことで、同社の株価は1日で32.52%も急騰。時価総額は一気に620億ドル以上も増加し、半導体業界におけるMarvellの重要性が改めて浮き彫りになりました。AI技術の進化を支える同社の役割と、今後の成長可能性に注目が集まります。

AI時代のキープレイヤー、Marvell

2026年6月2日、台湾で開催された世界的なIT見本市COMPUTEX 2026にて、NVIDIAのCEOジェンスン・フアン氏と、半導体設計大手Marvell(マーベル)のCEOマシュー・マーフィー氏が対談を行いました。

この対談の中で、フアン氏はMarvellがAI(人工知能)の基盤となるサプライチェーンにおいて極めて重要な価値を持つと力説。さらに、「Marvellは次の兆ドル企業になる運命にある」とまで明言し、株式市場に大きなインパクトを与えました。

データセンターを支えるMarvellの技術力

フアン氏がMarvellを高く評価する背景には、同社の持つ独自の技術力があります。彼は、データセンターにおける計算タスクは数千から数万もの相互接続されたチップに分散されるため、これらのチップ間での高速なデータ共有が不可欠であると説明しました。Marvellの高速光電接続技術とネットワークチップは、まさにこのデータセンターの基盤を支える上で欠かせない役割を担っています。

またフアン氏は、今後5年から10年間、業界では大量の銅ケーブルが使用され続ける一方で、同時に膨大な量の光部品も導入されていくだろうとの見通しを示しました。これは、AIの進化がデータ通信技術に大きな変革をもたらすことを示唆しています。

市場の反応:株価の驚異的な急騰

フアン氏の発言を受けて、当日、Marvell Technology, Inc.(Nasdaq: MRVL)の株価は32.52%という記録的な大暴騰を記録し、終値は1株あたり290.79ドルとなりました。これは同社にとって、2000年以来で最大の1日上昇幅となります。

この急騰により、Marvellの時価総額は1日で620億ドル(約9兆8000億円)以上も増加し、総時価総額は2543.8億ドル(約40兆円)に達しました。今年に入ってからの株価上昇率は、すでに驚異的な225.30%を記録しており、AIブームの中でMarvellへの期待がいかに高まっているかがうかがえます。

まとめ:AIインフラの未来を担うMarvellの展望

NVIDIAのジェンスン・フアン氏による異例とも言える推薦は、MarvellがAIインフラ構築においていかに中核的な存在であるかを世界に示しました。高速なデータ転送を可能にする光電接続技術やネットワークチップは、AIが進化する上で不可欠な要素であり、Marvellはその最前線に立っています。

この動きは、AI関連技術への投資が今後も加速することを示唆しており、Marvellのような基盤技術を提供する企業が、さらなる成長を遂げる可能性を秘めていると言えるでしょう。日本企業にとっても、Marvellのようなテクノロジー企業との連携や、サプライチェーンにおける動向は、今後のAI戦略を考える上で注視すべき重要な要素となりそうです。

元記事: gamersky

Photo by Tara Winstead on Pexels

タグ付け処理あり:

メーリングリストに登録

毎週のニュースレターで最新情報をキャッチアップ。今すぐ登録して、大切な情報を逃さずチェック!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です