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中国で「推しグッズ」が健康被害の原因に?ファンがホルムアルデヒド中毒で救急搬送

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中国で人気のアニメやゲームのキャラクターグッズを大量に収集するファン、通称「谷子(グズ)」の間に、思わぬ健康被害が報告され、大きな波紋を呼んでいます。部屋中に飾られた推しのグッズが原因で、ホルムアルデヒド中毒を発症し、病院に搬送されるケースが相次いでいるというのです。ファン活動と健康リスクという、これまであまり語られなかった問題に、日本のコレクターたちも無関心ではいられません。

推しグッズが原因?相次ぐ健康被害の報告

中国のニュースサイト「頭条新聞」によると、最近、各地で市民が自宅に溜め込んだ大量の「手描きグッズ」や「谷子(グズ、※アニメやゲームの二次創作グッズの中国語スラング)」が原因で、ホルムアルデヒド中毒の症状を示し、病院で治療を受ける事態が頻発していると報じられました。この問題は、中国のインターネット上で大きな注目を集めています。

昨年7月には、あるネットユーザーがSNS上で自身の体験を共有しました。彼女は、深夜に体調不良を訴え、救急車で病院に運ばれたといいます。その原因として挙げられたのが、自宅に大量に収集していた「吧唧(バッジ、※缶バッジやピンバッジの中国語スラング)」でした。深夜に突然体調が悪化したのは、この「吧唧」が原因だったと述べています。

「部屋に戻るとめまいが…」女性ファンの体験談

別のネットユーザーである「小邪」さんは、記者に対し、自身の体験を語りました。彼女は寝室に50個以上の「谷子」を飾っていたところ、数日でめまいを感じ始めたそうです。当初は自身の体調不良だと考えていたものの、後に奇妙なパターンに気づきました。

「リビングにいる時は何ともないのに、部屋に戻るとめまいがして、ぐっすり眠ることもできませんでした。」

この体験から、「小邪」さんは「谷子」が原因である可能性に思い当たりました。そこで、彼女は寝室からすべての「谷子」を撤去。すると、体調不良の症状は間もなく改善したといいます。この事例は、グッズと健康被害の関連性を強く示唆しています。

メーカーの対応とファンへの注意喚起

今回の事態に対し、複数の二次創作グッズを扱う公式オンラインストアが対応を発表しました。各社は、販売しているすべての製品は、出荷前に厳格な品質検査を受けており、発送前には専門の品質検査員による二重チェックを行っていると強調しています。

しかし同時に、各メーカーは、室内に大量のグッズを保管するファンに対し、「定期的に窓を開けて換気を行い、中毒現象を避けるように」と異例の注意喚起を行いました。これは、製品自体の品質問題に加え、密閉された空間に大量の化学物質を含む製品が置かれることによるリスクを示唆しています。

まとめ:日本のファンも他人事ではない?安全な推し活のために

中国で報じられたこのニュースは、日本のアニメやゲームの熱心なファン、特に大量にグッズを収集する人々にとっても決して他人事ではありません。グッズの素材には、接着剤や塗料など、微量ながら化学物質が含まれていることが多く、特に密閉された空間で大量に保管された場合、ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)が蓄積し、健康被害を引き起こす可能性があります。

今回の事例は、推しへの愛情を示すコレクション活動と健康管理のバランスの重要性を改めて浮き彫りにしました。日本のグッズメーカーも品質管理には細心の注意を払っているはずですが、私たちファンも、部屋の換気を心がける、グッズを収納する際は通気性の良い場所を選ぶなど、安全な「推し活」のための意識改革が求められていると言えるでしょう。推しグッズに囲まれながらも、健康で楽しいファンライフを送るために、今一度、自身のコレクション環境を見直してみてはいかがでしょうか。

元記事: gamersky

Photo by Daniel Dan on Pexels

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