世界的なゲーム開発・販売企業Ubisoft(ユービーアイソフト)の共同創業者の一人、クロード・ギユモ氏が6月19日夜(現地時間)、フランス西部で自家用飛行機の墜落事故により逝去されました。享年69歳。ギユモ氏は、ご兄弟と共にUbisoftを立ち上げ、今日のゲーム業界を牽引する巨大企業の礎を築いた立役者であり、その突然の訃報は世界中のゲームファンや業界関係者に大きな衝撃を与えています。フランス当局が事故原因の調査を進めています。
ゲーム業界の巨星、突然の悲劇
地元報道によると、事故はフランス西部の都市ラ・ロシェル近郊で発生しました。ギユモ氏が操縦していた双発の軽飛行機が畑に墜落し、炎上。機内にいた2名全員が亡くなりました。この飛行機はギユモ氏が所有しており、自ら操縦していたとされています。週末には地元の航空イベントへの参加も予定されていた矢先の出来事でした。
クロード・ギユモ氏は、兄のイヴ・ギユモ氏を含む4人の兄弟と共に、1986年にUbisoftを共同で設立しました。家族経営でスタートした同社は、後に『アサシン クリード』や『ファークライ』、『レインボーシックス』シリーズといった世界的なヒット作を数多く生み出し、現在のゲーム業界を代表する企業へと成長しました。
Ubisoft創設への道のり:農業資材から電子製品へ
ギユモ家は元々、1980年代初頭まで農業資材ビジネスを営んでいました。しかし、クロード・ギユモ氏らは将来を見据え、成長著しい電子製品市場への参入を決断します。彼らは当初、フランス国内の農場や小売業者向けに安価なコンピューターソフトウェアやハードウェアを販売する会社を設立。この事業が、後のUbisoft設立に向けた強固な基盤となりました。
Ubisoft社内では、クロード・ギユモ氏は主に舞台裏で会社の成長を支える役割を担い、最高執行責任者(COO)などの要職を歴任しました。その手腕と貢献は、Ubisoftが現在の地位を確立する上で不可欠なものでした。
まとめ
クロード・ギユモ氏の逝去は、ゲーム業界にとって計り知れない損失です。彼の先見の明と兄弟との協力がなければ、今日のUbisoftの成功はありえなかったでしょう。日本でも多くのファンを持つUbisoft作品の誕生には、ギユモ氏の貢献が深く刻まれています。彼の遺志は、Ubisoftが今後も革新的なゲームを生み出し続けることで受け継がれていくことでしょう。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
元記事: pconline
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