中国の国民的モバイルゲームとして絶大な人気を誇るMOBA『王者栄耀(Honor of Kings)』が、サービス開始10周年を記念したイベントで驚異的なユーザー数を発表しました。公式データによると、2025年におけるデイリーアクティブユーザー(DAU)はなんと1億3900万人を突破し、グローバルでの月間アクティブユーザー(MAU)は2億6000万人を超えるという、まさにケタ違いの数字を記録。この数字は、いかに『王者栄耀』が中国市場だけでなく、世界のモバイルゲームシーンに大きな影響を与えているかを物語っています。本記事では、この驚異的な成功の背景に迫ります。
『王者栄耀』10周年を飾る驚異のユーザー数
Tencent Gamesが開発・運営する『王者栄耀』は、中国で2015年にサービスを開始して以来、不動の人気を誇るモバイルMOBA(Multiplayer Online Battle Arena)ゲームです。その10周年を記念して開催された「共創の夜」イベントで、運営チームは2025年時点での最新ユーザー統計を公開し、世界を驚かせました。
記録的なアクティブユーザー数
- 中国国内デイリーアクティブユーザー(DAU):1億3900万人を突破
- グローバル月間アクティブユーザー(MAU):2億6000万人を突破
これらの数字は、もはや単なるゲームのユーザー数という枠を超え、ひとつの国の人口規模に匹敵するほどの巨大なコミュニティを形成していることを示しています。運営チームからは「すべての温かい皆様、すべての尊い情熱に感謝します。これは皆さんと共に歩んだ青春の証であり、これからも肩を並べて歩み続ける新たなスタート地点です」と、長年にわたるプレイヤーへの感謝のメッセージが寄せられました。
なぜ『王者栄耀』はこれほどまでに成功したのか?
『王者栄耀』の成功は、単なる運によるものではありません。その背景には、緻密な戦略とゲームの魅力が隠されています。
ゲームプレイとアクセシビリティ
スマートフォンで手軽にMOBA体験ができることが最大の魅力です。複雑すぎない操作性とスピーディなマッチングにより、通勤・通学中やちょっとした休憩時間でも楽しめるため、幅広い層のプレイヤーを獲得しました。また、定期的なアップデートと魅力的な新ヒーローの追加は、プレイヤーを飽きさせない要因となっています。
中国社会への浸透とeスポーツ化
テンセントが持つ強大なソーシャルメディア基盤(WeChat, QQ)との連携により、友人とのプレイが容易になり、口コミで急速にユーザー数を拡大しました。また、プロリーグ「KPL(King Pro League)」をはじめとする大規模なeスポーツ大会が開催され、多くのファンを熱狂させています。eスポーツは若者の憧れの対象となり、ゲームの知名度とステータスを一層高めました。
グローバル展開の試み
中国国内版が圧倒的な成功を収める一方、国際版『Arena of Valor』や、最近ではブラジルやCIS地域で『Honor of Kings』として直接展開するなど、グローバル市場への進出も積極的に行われています。今回のグローバルMAU 2億6000万人超えという数字には、これらの海外展開も大きく貢献していると考えられます。
まとめ:『王者栄耀』が示すモバイルゲームの未来
『王者栄耀』の驚異的なユーザー数は、モバイルゲームが世界中でいかに大きなエンターテインメント産業に成長したかを改めて示しています。特に中国市場では、その規模と影響力は計り知れません。今後も新たなヒーローの登場やイベントの開催を通じて、コミュニティの活性化とさらなる成長を目指していくことでしょう。
日本市場においては、直接的な人気は限定的かもしれませんが、中国発のゲームが世界を席巻する事例として、その動向は注目に値します。モバイルMOBAジャンルにおける『王者栄耀』の覇権は、世界のゲーム開発者やパブリッシャーにとって、常にベンチマークとなる存在であり続けるはずです。
元記事: gamersky
Photo by RDNE Stock project on Pexels












