中国発の総合ゲームプラットフォームTapTapが、2026年7月2日に恒例のゲーム発表会をオンラインで開催しました。今年で10周年を迎える節目の発表会は、52本のゲームおよびアプリケーション、そして25本の独占コンテンツが披露され、過去最大級の充実した内容となりました。PC向け3Aタイトルから人気IPのモバイル展開、革新的な独立ゲーム、さらにはAI創作ツールまで、あらゆるジャンルを網羅。TapTapが提唱し続けてきた「良いゲームの発見」というシンプルな理念が、いかにして「創造」へと広がり、プレイヤーとゲームの距離を縮めているのか、その全貌に迫ります。
TapTap 10周年の集大成!進化するゲームプラットフォームの挑戦
TapTapは2016年4月にAndroid版をリリースして以来、「手数料なし」「開発者にチャネルSDK接続を求めない」という画期的なルールを掲げ、プレイヤーと開発者が直接出会える場を提供してきました。この「良いゲームを発見する」という設立当初からの純粋な願いは、10年を経て、国内有数の総合ゲームプラットフォームへと成長を遂げた今も変わることなく、発表会の根底を成しています。特に昨年リリースされたTapTap PC版は、ゲームのラインナップに一層の厚みと重量感をもたらし、プラットフォームの進化を象徴しています。
「発見」から「創造」へ広がるゲーム体験
今年の発表会では、オープンワールド、アクションアドベンチャー、シューティング、ローグライク、シミュレーション、パズル、音楽ゲーム、インディーゲームといった多岐にわたるジャンルに加え、AI創作ツールまでもが紹介されました。これは、単にゲームを「発見」するだけでなく、プレイヤーがゲームを「創造」する側にも回れる可能性を示唆しており、TapTapが描く未来のゲーム世界の広がりを感じさせます。
注目タイトル目白押し!PC・コンソールからモバイルまで
海外3A大作がTapTap PC版に続々登場!
発表会では、海外の大作PCゲームが大きな注目を集めました。特に際立っていたのは、Remedy Entertainmentが手掛ける『コントロール:共振』です。『Alan Wake 2』の開発元が贈る『コントロール』の正統続編として、超自然的な物語や独特のビジュアルスタイルを継承しつつ、重力無視の移動や戦闘システムが進化。9月24日の発売が決定し、開発チームは9月に上海でプレイヤーとの交流イベントも予定しています。
また、『黒い砂漠』で知られるPearl Abyss開発のオープンワールドアクションRPG『赤い砂漠』も最新情報が公開されました。今年3月に全世界同時発売され、初日だけで200万本を突破した現象級のタイトルです。今回はTapTap PC版向けの最新アップデートPVが披露され、新ペット、新マウント、キャラクターの戦闘スキルなどが紹介されました。
その他、協力物理ゲーム『基機受難記』、サイバー猫アクション『銀翼ニャン侍』、リズムゲーム『動物城カフェ店』など、個性豊かなインディーPCゲームも多数登場しました。
人気PC・コンソールゲームがモバイルへ!クロスプラットフォームの波
多くのPCやコンソールゲームがモバイルプラットフォームへと展開しているのも今年の大きなトレンドです。特に話題となったのが、Steamで「非常に好評」を維持する人気戦略シミュレーション『スーダンのゲーム』の中国版モバイル移植です。タッチスクリーン操作に最適化され、どこでも気軽に楽しめるようになります。
また、SteamとXboxで人気を博した物理エンジンパーティーゲーム『猛獣パーティ』のモバイル版も正式に開発が決定しました。国内外で数々の賞にノミネートされたこの作品は、多くのプレイヤーがモバイルでの登場を待ち望んでいます。その他、ローグライトシューティング『球比倫戦記』のモバイル版や、中美共同開発のローグライクシューター『蟹蟹狂想曲』のPC版テスト募集も開始され、クロスプラットフォーム展開がもはや「当たり前」になりつつある現状が浮き彫りになりました。
お馴染みIPの新展開と期待のオリジナル作品
長年愛されてきた有名IPや継続運営タイトルの新情報も満載でした。カプコン公認、テンセント天美工作室群開発の『モンスターハンター:旅人』は、シリーズ初の中国大陸向けモバイルアクションゲームとして注目を集めています。オープンワールドサバイバル要素を取り入れつつ、太刀や双剣といったお馴染みの武器、そして4人協力プレイの「共闘技」システムを継承。今回の発表会で「啓明テスト」の募集が開始されました。
さらに、『VALORANT:源能行動』は新乱闘モードを発表し、『ラグナロクオンライン:永遠の愛を守る2』は冬のテスト開始を予告。『ロックスクエア:ワールド』や、オープンワールド武侠RPG『燕雲十六声』と『Escape from Tarkov』のコラボなど、ビッグタイトルの新展開が目白押しです。
そして、特に注目すべきは、人気作『アズールレーン』の開発元である蛮啾ネットワークが手掛ける全く新しいオリジナルIP『青い星原:旅謡』です。「星の仲間と旅する幻想オープンワールドRPG」と銘打たれた本作は、広大な星原大陸で幻想生物「奇波」と冒険を繰り広げます。既にBilibiliとTapTapの予約ランキングで1位を獲得しており、7月10日には「旅跡テスト」の募集が開始されます。
まとめ:ゲーム業界の未来を映すTapTapの役割
2026年のTapTapゲーム発表会は、プラットフォームの10周年を祝うだけでなく、ゲーム業界の現在地と未来の可能性を鮮やかに描き出しました。PC向け3A大作の取り込み、PC・コンソールゲームのモバイルへの最適化された移植、そして有名IPの新たな挑戦と、独創的なオリジナル作品の登場は、TapTapが単なる配信プラットフォームを超え、ゲーム体験の多様化と進化を強力に推進していることを示しています。特に「手数料なし」という開発者フレンドリーな姿勢が、今後も革新的なゲームを生み出す土壌となり、日本のゲームプレイヤーにも新たな体験をもたらす可能性を秘めているでしょう。TapTapは、まさに「発見」から「創造」へと、ゲームがプレイヤーにますます近づく未来を指し示しているのです。
元記事: chuapp
Photo by Yan Krukau on Pexels












